毎週土曜日01:05(金曜深夜25:05)より、TBS“アニメイズム”枠にてアニメ『昭和元禄落語心中』が放送されています。

 

rakugo-shinju-anime.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年1月30日の放送は第4話でした。サブタイトルがない作品のようです。

 

イントロダクション 

刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、
出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。
拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、
八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。
八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく…

 

というイントロダクションです。ABOUT/STORYページから抜粋しました。作者は雲田はるこさん。講談社の『ITAN』にて連載中、既刊8巻。私は本作を全く知りませんでした。完全な初見です。

 

『昭和元禄落語心中』4話

2話からは、与太郎(よたろう)が弟子入りをした「八代目・有楽亭八雲(ゆうらくてい・やくも)」と、彼のライバルである「二代目・遊楽亭助六(ゆうらくてい・すけろく)」の2人が、七代目・有楽亭八雲に弟子入りするところからの話になっています。過去話で、2話がおそらく昭和初期で、3話は戦中・戦後へと時代が進んでいます。

弟子入りからは、八雲が「菊比古(きくひこ)」、助六が「初太郎(はつたろう)」と七代目・八雲から名付けられていましたが、4話からは2人は二つ目となっていて、初太郎は助六を襲名しているようです。二つ目となり、菊比古も助六(初太郎)も師匠である七代目八雲の家から出て、一人暮らし……ではなく、一人暮らしを始めた菊比古の元へ助六が転がり込んで、強引に二人暮らしになった、ということのようです。

菊比古は喫茶店でボーイのアルバイトをして生計を助けていますが、そんな菊比古のアルバイト先にまで助六はお金をせびっていました。男が男のヒモ……。また、助六は師匠からのいただきものである紋付きまでお金に変えていて、身なりも(師匠や菊比古から見ると)体裁の良くないものです。

 

みよ吉

菊比古は何とか(助六の分も)食い扶持を稼ぐことに精一杯の生活で、ろくに落語の稽古をできていない状況です。一方の助六は大忙しでして、日に4本も公演が入るほどの人気の落語家になっています。実際に、舞台袖で助六の噺を聞いている菊比古も思わず笑ってしまうほどでして、当然お客さんたちも助六の噺に引きこまれており会場は笑いの渦となっています。

菊比古の落語が駄目かというと決してそんなことはないようです。師匠からは「稽古のし過ぎ」「真面目すぎる」「型がきちっとしているが隙がねぇ」と言われています。

また、師匠は「色気ってのは隙から生まれるんだ。完璧なものに色気は差さねぇ。隙ってのは“余裕”とも取れるな。それぐれぇのが愛嬌があって、あゝ良い落語だなって思うもんなんだよ」とも言っています。助六を見習えとは言わねぇが、爪先くれぇの図々しさならもらっときなよ、と。粋です。

これはとても重要な台詞に感じられました。物語上重要というよりも、落語として重要というよりも、人として重要といいますか、そんな気がします。色々な人に会ったり、色々な場所へ行ってみたり、色々な文章を読んだり、音楽を聴いたりなどと様々な経験をして、人としての幅や奥行きを持ちなさいと言っているのでしょう。

そして、菊比古はまだ自分の落語を見つけていない、と師匠は看破しています。私や兄弟子や助六になんざなろうとしなくて良い、と言っていたでしょうか。

そんな彼に師匠は遊びを覚えさせようと呼んだのが芸者の「みよ吉(みよきち)」です。CV林原めぐみさん。何でも師匠とみよ吉は満州で出会った間柄で、師匠の紹介で今は向島で芸者をしています。皆で行ったのは歌舞伎座でしたか、そこで歌舞伎を観ていました。

 

おわりに

そこから、かつて踊りをしていた菊比古に踊りを教えてもらおうと、みよ吉が近づき、菊比古がみよ吉の座敷?に足を運ぶようになって……という流れでした。今後は、菊比古がみよ吉とくっ付くのでしょう。

しかし、前回3話でも書いているのですが、みよ吉は顔が八代目・八雲(菊比古)の家に住み着いている小夏に似ていますから、おそらくみよ吉は小夏の母親になる人なのだと思っています。その点が今後の注目でしょう。菊比古とみよ吉は一度は付き合うのか、結婚するのかする……いや、結婚はなさそうですけど、付き合いはするのだと思います。そこから別れがあって……そこから別れたみよ吉と助六が接近して……という。

1話の小夏の様子を見る限り、1話の時代設定は昭和の……40-50年代かと思いますが、そのときには助六は既に亡くなっているようでしたし、みよ吉もいなそうです。みよ吉が亡くなったのか、居なくなったのかは忘れてしまいましたが。しかし、1話で八代目八雲(菊比古)が自分を恨んでいるような小夏を家に置いている様子から、みよ吉も亡くなったのではないかと。助六とみよ吉が一緒に亡くなった可能性が高そうですね……。

 

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