ショートとは、電源から発せられる電流がある導線で短絡してしまい正規のルートを通らなくなることを言う。


では以下の並列回路の各部分に流れる電流を調べてみよう。

ショート回路.PNG

I2にはE/R[A]の電流が流れ、I1には∞E[A]の電流が流れ、I0にはI1+I2=E(∞+1/R)[A]の電流が流れる。

だが何処かおかしい。

そう、並列部において抵抗器が接続されていないI1によってI1にのみ電流が流れるはずが、なぜかI2にも電流が流れているのである。


一体どういうことなのか。


I0とI1の導線の抵抗値を1/∞[Ω]としてみる。I2の導線については、1/∞[Ω]にしてもI2そのものの抵抗値はあまり変わらない上回路全体にあまり影響を与えないので省略する。

ショート回路2.PNG

I0に接続された抵抗を1つの抵抗に合成して、「http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n339016」で私が投稿した抵抗器を電源に変える方法を利用して電源に変えていく。

ショート回路3.PNG

そして2つの電源を1つに合成する。

ショート回路4.PNG

I2に流れる電流は(E/R)-{2E(∞R+1)/(3∞R^2+2R)}[A]、I1に流れる電流は∞E-{2∞E(∞R+1)/(3∞R+2)}[A]である。およそでいうと、I2にはE/3R[A]の電流が流れ、I1には∞[A]の電流が流れているということである。

I2に流れる電流は著しく減少していることがわかる。

そしてI0には、∞E(∞R+1)/{2(∞R+1)+∞R}[A]、およそにして∞の電流が流れているということである。